斎藤茂吉の短歌 のど赤き 玄 つば 鳥 くらめ ふたつ 屋 は 梁 り にゐて 足 たら 乳 ち 根 ね の母は死にたまふなり(歌集『赤光』) ただひとつ 惜 を しみて置きし 白 しろ 桃 もも のゆたけきを吾は食ひをはりけり(歌集『白桃』)デジタル版 日本人名大辞典Plus 斎藤輝子の用語解説 15-1984 昭和時代後期の旅行家。明治28年12月11日生まれ。斎藤紀一の次女。斎藤茂太,北杜夫(もりお)の母。大正3年斎藤茂吉と結婚。昭和28年茂吉の死を契機に旺盛なバイタリティーと行動力で世界各地を旅行し,79歳で南極にでかけ「快妻斎藤茂吉歌集(18)(岩波文庫) 『赤光』(18) 大正二年(4) 死にたまふ母(1) はるばると薬をもちて来(こ)しわれを目守(まも)りたまへりわれは子なれば 寄り添へる吾を目守りて言ひたまふ何かいひたまふわれは子なれば 長押(なげし)なる丹(に)ぬりの槍に塵は見ゆ母の辺(べ
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